今回のブログでは、よくお客様からいただくご質問事項について、ご紹介させていただきたいと思います。記載のない事項で気になったことがあれば、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください!
Q:在来工法の住宅の湿気問題の原因には、どのようなものがありまか?
1. 通気性の不足している
・換気経路が不足している
・壁内結露
2. 基礎部分の湿気対策が不十分である
・地面からの湿気
・通風口の設置不足
3. 材料の吸湿性に問題
・吸湿→乾燥→吸湿→……のサイクルの不均衡
・設置済み断熱材の劣化
4. 外部環境が悪影響を及ぼす
・土地の特性
・湿度の外壁屋根の防水処理不足
・多くの湿気を発生させる住まい方
・加湿器の使いすぎ等
Q:湿気問題を引き起こす外部環境とは何ですか
1. 地形・地質の影響を受けます
・低地や湿地:湿気が溜まりやすい
・地下水位が高い地域:地下から湿気が入り込む
・風通しの悪い場所 → 山や建物に囲まれている
2. 気候条件によって湿気問題を引き起こします
・気温が高い地域
・年間降雨量が多い地域
・梅雨や台風シーズン → 季節的に湿気が増
3. 日当たりの影響
・北向きの土地や隣接する建物の影響
・日当たりや、樹木や建物の影になり乾燥
4. 外部構造や排水環境の問題
・排水が悪い土地
・雨水が滞る屋根や雨どい不備があります。
5. 海や山の近い地形の影響があります
・海岸に近い地域では塩害問題も引き起こします。
・山間部では、一日の温暖差が大きく結露を起こしやすいです、
Q:なぜ、リフォーム工事の時に、土中環境を調べるのですか?
土中環境が、住宅の湿度に与える影響が大きいからです。
1. 地盤の安全性の確認を行うためです。
リフォーム後も建物が安全に使えるよう、地盤の強度や安定性を確認します。
2. 屋内の湿気対策に万全を期すためです。
湿気は建物に悪影響を与えるため、土中の湿気や水分量を調査します。
3. シロアリ等の害虫被害を未然に防ぐため
湿った土壌では、シロアリ被害が発生しやすいので、地下水脈の位置等を調査し、
影響の大きさを把握します。
リフォーム時に土中環境を徹底的に調べるのは、建物の長期的な安全性や耐久性、快適な住環境を守るための重要なステップです。 特に基礎工事や外構工事を含む場合には、事前調査がリフォーム工事の成功を左右します。
Q:土中環境の改善工事の具体的な内容を教えてください
土中環境改善工事は、地盤の安全性を高めたり、湿気や排水問題を解決したりするために行われる工事です。以下に具体的な内容を挙げます。
1. 地盤改良工事
地盤が弱い場合に行われる工事で、建物の沈下や傾きを防ぐことが目的です。
表層改良工法、柱状改良工法、地中柱薬液注入工法等があります。
2. 排水設備の整備
土中や地表に過剰な水分が溜まるのを防ぐ工事です。
具体的な内容として、暗渠排水工事、地中に透水性舗装、土壌の上排水溝設置が
あります。
3. 土壌改良
庭や植栽用地で必要な土壌の改良を行います。