物件基本データ | |
住居形態 | 戸建て |
住まいのエリア | 23区内 |
構造 | 木造軸組(在来工法) |
築年数 | 45年 |
リフォーム範囲 (㎡数等) | 115㎡(35坪2階建て) |
リフォーム内容 | 耐震・断熱工事を含むフルリフォーム |
こちらのお客様(実は地元の先輩なんですが・・笑)は、築古物件を安価に購入され、フルリフォームすることで、希望にそった新築のようなお宅にされた例です。
フルリフォームは、建物の骨組みだけを残して作り変えることになるため、新築以上にコストがかかることもあります。
一方で、再建築不可物件など、古い空き家が安価に市場に出回る例も増えていることから、今回の例のように、築古物件を入手され、フルリフォームをされる例は空き家時代の新たなトレンドになるのでは、と思っています。
山匠では、このような既存建物を活かしたフルリフォームを多数手がけておりますので、お気軽にお問い合わせいただければと思います。
リフォームの流れ
(左)まずは建物の壁をすべて剥がし、壁の新設、筋交いや耐震金物等を使った補強加工により耐震性を高め、安全性を確保します。
(中)次に、屋根や壁の内側に断熱材を貼り、熱効率を高める加工を施すことで、快適性を確保していきます。
(右)さらに、断熱材の上から壁材で覆い、壁紙等を使ってお客様の希望に沿った雰囲気作りでデザイン性を高めていきます。
【Before-After】 リフォーム前後の住宅の状況
建物外観
リビングダイニング
寝室
こだわりのポイント
リフォームは前は、外観も少し時代を感じさせるデザインでしたが、それ以上に屋内は経年による傷みが目立つ状況でした。これをお客様のご希望にそって、「木を主役にしたリフォーム」を実施し、家族の団らんに向けた、ぬくもりある家に改築しました。
特に木にはこだわっており、床は木本来の雰囲気を楽しめる無垢材を使用し、キッチンカウンターの天板には、お客様と一緒に選んだモンキーポッド(この木何の木、で有名なCMの木です)の一枚板を使用してます。
また、耐震性能を確保するため、壁を増やす必要がありましたが、構造をうまく工夫し、リビングに大きな窓を作ったことも特徴です。
さらに、見える部分だけでなく、2階にある寝室の快適性を確保するため、しっかりした屋根断熱も実施しています。
築古物件のフルリフォームは、既存建物の構造から様々な制約があるのですが、お客様の希望に沿った新居にリフォームできたと思ってます。